クリーンパトロール、通称クリパトは主に東洋大学周辺をはじめとし、都内の公園や駅周辺、イベント会場などのクリーンアップ活動のボランティアを月に数回程行なっています。
活動は基本的に学ボラのメンバー内で行いますが、時には他大学や他サークル、NPOや警察、さらには企業などとも一緒に活動を行っています。
この活動の目的は主に二つあります。
①クリーンパトロール参加者の美化意識向上
私たちは「清掃」というものを身近に思えるかもしれませんが、実際はそうではありません。確かに自分の身の回りを清掃することはあると思います。
では自分の大学や普段使っている最寄り駅、また街中や公園を清掃するということは身近なことでしょうか。
これらの意識が欠落している為に、私たちは何気なく身の回りの環境を汚してしまうことがあります。
そこで自分達が「清掃」という活動を身に持って体験することで、普段清掃をしてくださっている地域の方々やボランティアの方々へのありがたみを感じることができます。
そしてそれがゴミの投棄に対する抑止力になり、結果として社会全体としての美化意識向上につながることを目標としています。
②清掃地域のクリーンアップです
どの地域にもゴミが多く投棄されている場所とそうでない場所は必ず存在します。
では、前者はどうしてそうなってしまうのでしょうか。理由としては綺麗な場所は汚すのには抵抗があり人々はゴミを投棄することはなかなかしません。しかし、もともとゴミの多く汚れている場所となるとその抵抗は小さなものとなり、ゴミを投棄する人は増えてしまいます。
結果としてゴミを減らしていくためには必然的にまず地域に投棄されているゴミを拾うことから始めなければなりません。
実際に活動を行ってみると、駅周辺の道路沿いや草木の中にゴミが多く、ゴミの種類は主にタバコの吸い殻やビン、缶、ペットボトル、そしてビニール袋などが多くをしめていることが分かりました。
このことからゴミを投棄してしまう人々にマナー意識を持ってもらうことと、今後の私たちの継続した活動を通じて身の回りの環境を少しでも良くしていきたいと思います。
【文章】 経営学部 経営学科 住谷拓己